キラキラの夢の中で

Mr.KINGと平野紫耀くん

ジャニーズJr.を好きになったその世界は

 

 

最初に謝っておきます。この気持ちをどこかに吐き出したくて感情のままに殴り書きしてしまったので、読みにくい点多々あるかと思います。また、気分を害されたら申し訳ありません。ただの重たいオタクが思ったことを書くブログなのでさらっと受け流してもらえたら…と。

 

 

 

前回、嵐・櫻井翔くんから ジャニーズJr.のMr.KING・平野紫耀くんに担降りした記事を読んで頂ければ分かるように 私は今までデビュー組(正確には嵐)だけを見てきた。

嵐しか興味がなかった私だが、デビュー組全グループの名前と顔は一致するし 曲だって1番〜サビまでなら知っていて歌えるし 嵐一筋だった割に他のジャニーズのことは把握していた方だと自分では思っている。

 

しかし、ジャニーズJr.という世界は私には未知であった。私がジャニーズJr.に対してある知識といえば、デビュー組のバックで踊り 次のデビュー候補生であるということだけだ。その裏にある彼らやファンの方の思い、覚悟なんて知る由もなかった。

 

 

そんな私がある日突然ジャニーズJr.を好きになってその世界に飛び込むことになるわけだが、ただただ楽しいだけの簡単な世界ではなかった。

 

 

まずデビュー組(※この場合は嵐)といえば、当たり前のようにFCが存在し年に4回送られてくる会報、年に1回は必ずある冬のドームツアー(夏頃には別でコンサートやイベント等もあったりする)、それも映像化され、ドラマ・映画の主演にその主題歌、冠番組をグループでも個人でも複数持ち、本屋に行けば雑誌の表紙を飾っている、街に出れば電車に乗れば広告等に必ずその姿がある、大型歌番組等にも呼んでもらえる、それにCMを含めたら本当に見かけない日はないように思う。

自分から探そうとしなくても 彼らは自然と私の目に飛び込んでくる。彼らがいないところでも彼らの曲が流れていたり間接的なものでも彼らの存在に簡単に触れることができる。そんな恵まれすぎていた世界で私は何年もジャニオタとして生きてきた。

 

 

 

しかし、ジャニーズJr.はそうはいかない。

FCはあるがそれぞれグループでのFCは存在しない、コンサートやイベントはあるがそれも単独ではない、 しかもほとんど映像化はされない、オリジナル曲を持つグループもたくさんいるが音源化はされない、BSでザ少年倶楽部という番組に出演しているが地上波の番組にはほとんど出演しない、そして何よりデビュー組にはないグループ編成(組み替え)というものが存在する。

 

 

そもそも自担がデビュー出来るのかという不安ももちろんあると思うが、このグループ編成こそがジャニーズJr.担当の方たちが1番恐れていることではないだろうか。少なくとも私はそうである。

 

 

私が平野紫耀くんを好きになった時 彼は既にMr.KINGの平野紫耀だった。紫耀くんを好きになって過去のこともたくさん調べていくうちに彼は昔、関西ジャニーズJr.のKin Kanというユニットに所属していたと知る。

そしてその関西時代から好きで応援してきた方たちの中には 彼の東京での活動を受け入れられない、関西に戻ってきてほしいという声も多く見かけた。

同じ人を好きでいるはずなのに、ユニットの括りを巡ってファン同士で争い 攻撃し合ったり、好きな人の“今”を受け入れられなくなってしまうという あまりにも悲しすぎることがどうしても起きてしまうのだ。

 

 

そして更にジャニーズJr.の世界では “推され”といわれるものが存在し 私の好きなMr.KINGはその枠に当てはまる。例を挙げるとジャニーズJr.なのにも関わらず写真集発売、Mステ出演など。そして今夏に開催されたイベントではMr.KINGがメインでやらせてもらったし、他のジャニーズJr.に比べてメディア露出も多くたくさんの大きな仕事をさせてもらっている。

 

このことが他のジャニーズJr.担当の方から不満や反感、嫉妬を買うことに繋がってしまい、今まさにMr.KINGはその攻撃の標的である。何かある度に「またMr.KINGか」「どうせMr.KINGだろう」「歴短いくせに」「ジャニーさんのお気に入りだから」「推されているから」という心ない言葉のオンパレード。たしかに気に入られていて推されているのは事実かもしれない。しかし、“推され”の一言だけで全てを片付けてしまうのはあまりにも酷ではないか。そのたった一言は彼らの努力や才能全てを無視しているようで ただただ悔しくて悲しくて、「それは違う」と弁解したくても私に人の意見を変えられる力や影響力なんてあるわけがないし、そんなことにきっと意味はないだろう。好きな人を守れない自分の存在の小ささに、そして無力さに何度絶望したことだろう。

 

彼らが何か発言する度、何か仕事が決まる度、どうしても良くないことを言われてしまう。実際に数々の心ない言葉をたくさん見てきた。いちファンである私でこんなに傷付いているのであれば これを本人たちが目にしたら と思うと胸が押し潰されそうで悔しくて悲しくてどうしようもなかった。

 

 

少し話は逸れたが、私は最初に書いたようにグループ編成を恐れている。その理由は至ってシンプルでMr.KINGが大好きだからだ。平野紫耀・永瀬廉・髙橋海人の3人が離れることなく、この3人でのデビューを心から望んでいる。

嵐ファンをしていた頃はこの5人一緒なのが当たり前で 離されることは絶対ないしそこに関しては1ミリも心配していなかった。まず5人が離れるなんてそんなこと考えたこともなかった。

 

そしてMr.KINGに関しても私はどこか安心していた。3人は嵐と違ってまだデビューしていない不安定なJr.の世界にいるものの、写真集も出しているしメディアや雑誌では最もデビューに近いユニットと言われている。だから 3人が離れることはまずないだろうと Jr.の世界に詳しくなかった浅はかな考えの私はそこまで心配はしていなかった。

 

しかしジャニーズJr.の世界はやはり何が起こるか分からない。

3月と5月に横アリと城ホでJr.のコンサートが決まって、過去にHey!Say!JUMPが横アリのJr.コンでデビューを発表しているようで その当時のことを綴ったブログを読んで私は驚愕した。

そのブログには今でいうMr.KINGのような存在のユニットから2人がデビューを果たし、2人はデビュー出来ずに暫くして事務所を去り、そのユニットは解体になってしまったと書いてあった。

その記事を読んで私は急に怖くなった。今の今までMr.KINGは安定だと思っていた。いや、そう思い込みたかっただけなのかもしれないが。写真集を出しても、どれだけデビューに最も近いと言われていてもMr.KINGがMr.KINGでいてくれる保証なんてデビューしない限りどこにもないのだ。今まで見て見ぬふりをして避けていた現実を突き付けられた瞬間だった。

  

ジャニーズJr.のユニットに愛着を持ったり、いわゆる箱推しとなることは やはりリスクが大きすぎるのかもしれない。実際に過去にそのような悲しい例が幾つもある。だけど私はどうしたってMr.KINGが好きだ。好きで好きで仕方がない。この3人じゃないと嫌なんだ。この3人は絶対に離れてほしくない。

 

私はひょんなことから、デビュー組からジャニーズJr.を好きになった。そこから見える世界が正直こんなにも辛く苦しいものだとは思っていなかった。たくさん悔しい思いをした。悲しい思いもした。デビュー組を好きでいたときには気付けなかった色んな感情を知った。当たり前が当たり前でないことを改めて知った。

 

だけど、これだけは胸を張って言える。私は平野紫耀くんを、そしてMr.KINGを好きになってよかった。彼らを応援できている今が本当に幸せで大切にしたい。この先どんな未来が待っているのか、ふと考えると怖くも不安にもなるが、そんなことを考えて落ち込んでいたって仕方がない。今の私にできることを、どうか3人がこの先も一緒にいてくれることを心から願いつつ、いつか3人がドームに立つその日を夢見て、今はただひたすら大好きなMr.KINGを精一杯応援しようと決めた。